【CSO御子柴からのご挨拶】レースをシンジケートするということ。
レース自体を牛耳り「理想の結果を導くこと」は、種牡馬シンジケート、繁殖牝馬シンジケートの永続的価値を確保し続ける上で必須の事項であり、つまり「レースをシンジケートするという考え方」こそが、「馬事産業の永続発展(SDGs)の全ての根幹」にあることは、むしろ説明を不要とするほどに、この事実は日本の馬事産業界にも古くから根付いている。
まずは冒頭に書かせていただいた「この3行程度の言葉の意味」を理解・咀嚼できるか否かで、今後の皆様の競馬ライフを好転させるか現状維持に留めるかの「大きな岐路」となるということを予め申し上げておきたいのです。
改めてご挨拶申し上げます。
株式会社HSPにて、CSO(Chief Syndicate Officer)を務めさせていただいております「御子柴 司(みこしば つかさ)」と申します。
この度の「HSP RACING-SALON」の発足にあたり、SALON統括の要職を兼任させていただくことになりましたこと、御挨拶申し上げますとともに、最初だからこそ肝心な「考え方」のお話をさせていただきたいと存じます。
冒頭にも申し上げました通り、馬事産業界というのは、歌舞伎界が「梨園」と呼ばれることや、今話題となっている「宝塚歌劇団」などと同様に、一般的な常識とは乖離した世界にあるということは、この世界に育った私から申し上げるまでもなくご承知おき頂けていると思うわけです。
馬事産業界は「種牡馬ビジネス」を頂点とした明確なヒエラルキーが存在し、この産業の持続可能性(SDGs)のカギは全て「繁殖価値の安定的創造」という言葉に置き換えられるわけです。
近年セレクトセールでは「億超え」の競走馬の売買が当たり前になっておりますが、海外ではそれ以上に「良血の繁殖牝馬が数億で取引されている」という事実がございます。更には、直近ニュースになりましたが「Frankel(フランケル)」の種付け料が「6500万円」にまで高騰したことが公表されました。
こういった事実の根底に「何があるのか」ということを理解していただくことが、この度「HSP RACING-SALON」を発足させる事の大きな意義の一つであり、局所的に見てしまえば不的中を排除することが出来ぬ「馬券投資」という領域において、永続的な信頼関係を担保する非常に重要な事項であるということをご理解いただきたいわけです。
結論から申し上げれば「全てのレースがシンジケートされているわけではない」が、「シンジケートが組まれているレースは確実に存在している」ということ。
【レースがシンジケートされるってどういうことだ?】
とお考えの方は、公式サイトの「HSPとは?」「HSPはなぜ有益な情報をご提供できるのか?」「HSP RACING-SALON発足について」を是非熟読していただきたいと思います。
事実を事実として認識し、咀嚼できているかは、馬券購入する際に不安を介在させないという文脈において非常に重要な事となります。
噛み砕いて申し上げれば「皆様の利益のため」にも、必ずお目通しいただきたいと存じます。
お読みいただいた前提で【もう一つの結論】を申し上げれば、私が細かな話をせずとも、既に皆様方は無意識下にしっかりとその事実を認識しているということ。
その象徴こそが「社台グループの一極支配の構造」でございます。
そして、この状況を創り出した当事者こそが私共HSPであるということ。
クールモアやゴドルフィンといった海外大資本に立ち向かうべく、「世界に通じる馬づくり」というスローガンを掲げ、立ち上がった日本の馬事産業の歴史をここで語れば数十冊の書籍を上梓するほどの時間を要するので割愛させていただきますが、少なくとも「今そこにある現実」として「この状況を創り出した根底に何があったのか」をしっかりと把握していただければ、私共が今回申し上げている事への「理解」は大幅に進むと考えております。
「シンジケート」
という考え方は競馬産業には非常に有益な仕組みであり、「小よく大を制す」を実践し海外資本へ立ち向かうという意味では、
「日本の馬事産業界全てが一つのシンジケート組織である」
と言っても過言ではない訳です。
種牡馬の輸入
繁殖牝馬の輸入
育成技術の輸入
人材の輸入
育成施設の醸成
それを可能としているのが、世界最高額の賞金を捻出する「日本の馬券売り上げ」であり、社台グループを中心とした日本競走馬協会主催のセレクトセールを中心とした「セリ市場の活性化」であるということは、皆様方もそのシンジケート組織の一員であると考えていいわけです。
だからこそ、皆様方にも利益を還元するという目的と、阿修羅プロジェクト総帥加賀武見氏からのたっての願いということもあり、
HSP RACING-SALON
を発足いたしました。
種牡馬であれ、繁殖牝馬であれ、それが「レース」であれ、シンジケートを組むことの目的は非常にシンプルです。
連合体でリスクを分散させながら「より大きな利益を享受すること」にあります。
とりわけ競馬では「競走成績」が、全ての「価値の源泉」となっている事は説明不要でしょう。
それは馬事産業のヒエラルキーの頂点にある「種牡馬価値」にも直結する話であり、つまり、種牡馬を象徴とする「シンジケートの価値を高めるという行為行動」は即ち、
「競走成績をコントロールすること」
という当たり前の考え方に行きつくのです。
「競走成績をコントロールすることなどできるのだろうか?」
そう考える競馬ファンは少なくないし、そう考えることはいたって普通でございます。
普通ではあるのですが、その考え方は矛盾に富んでおり「現実を直視できていない」と言わざるを得ないのです。
現実に
「馬主の複数頭数出走」
「厩舎の複数頭数出走」
に始まり
「レースの使い分け」
といったキーワードが日本の馬事産業界に蔓延っている事を考えて頂ければ、その「矛盾点」にお気づき頂けるのではないでしょうか。
現実に「競走成績がコントロールされている局面を皆様方は赤裸々に目にしている」のです。
ここで、レースシンジケートに対しての詳細やその考え方、とりわけその存在に対しての「正義」を説くつもりはありません。
ある意味では「必要悪」であり、事実として「そこに存在している」ということ。
そして何よりも「サステナブル」というキーワードを既に体現しているという意味で、馬事産業界そのものが「この土台、この仕組みの上に成り立っている」といって過言ではないのです。
事実としてそこに存在し
事実としてレースがコントロールされている
その結果をご覧に入れた上で「信じるか信じないかは正にアナタ次第である」ということ。
正直な話を申し上げれば、今これをお読みいただいているあなたが「馬主」「生産牧場経営者」「育成牧場経営者」であれば、この事実を受け入れていただくための説明はほぼ要さないでしょうし、既に弊社の「各シンジケート事業部」と、お取引がある方なのではないでしょうか。
しかしながら、あなた様が「一競馬ファン」という立場であるならば、「この話は理に適っている、よくわかる」とおっしゃっていただける方と、「そんな話はあるはずない」と事実認定を拒絶される方との2通りに分かれると考えております。
そして厳しいことを申し上げれば、弊社は「後者」の「事実認定を拒絶してしまう方」に、手を差し伸べるつもりはないのです。
否、「差し伸べることが出来ない」と言った方が事実に近い表現でございます。
人間には「事実を事実として受け入れられない」「自分の知っている基準でしか物事を解釈できない」という方が当たり前のように存在しています。
その様な方にいくら事実を見せようとも「そんなはずはない」とおっしゃられるだけで、取り付く島もないわけです。
私共は親でもなければ、学校の教師でもございません。
理解が進まぬからと言って、親身になって教え、時間をかけて説くということは致しません。
出来ることは「事実を事実として目の前において差し上げる」ということのみ。
「知らぬが仏」
という言葉がございますが、事実を認定できぬ方にとっては正に知らぬ方が良いということ。
いや「知らぬ」のではなく、「知るつもりがない」という意思のようなものまで感じますので、「そのような方にご自身の知識外の事実を受け入れてもらう事」ほど難しいことは無いのです。
かの有名なアインシュタインは、
「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
と正に人間の本質をついた名言を残したが、まさにその通りでございます。
皆様方が「普通」「常識」と思っている事柄は、馬事産業界から見れば非常識であり、ただの偏見のコレクションなのでございます。
だからこそ、我々は「事実」を明確にお見せするのみ。
そして、既に皆様にはその一つの事実をお見せしてまいりました。
それが「シンジケート協定競走」でございます。
加賀総帥からのたっての願いで、今週施行されたマイルCSまで合計5回、御参加いただきました。
札幌記念
ローズS
スプリンターズS
秋華賞
マイルCS
この5鞍以外にも「関与をお伝えしたレース」も複数ございますが、その全てで的中を残しているだけでなく、ある種の予告めいた事前示唆を行った上で結果を残してまいりました。
もちろん「八百長」のような無粋なモノではございません。
しかしながら「結果は既に決まっている」とも申し上げてまいりました。
例えばイクイノックスが「未勝利戦」に出ると思えばほぼ100%勝利できるとお考えになるのではないでしょうか?
しかしながら、単勝オッズは1.0倍でしょう。
それは「イクイノックスの能力実力が分かっているから」でございますが、もしもそれが「世間の競馬ファンは全く分かっていなかった」としたら。
そしてその能力を「あなただけが知っている」としたら、いかがでしょうか。
イクイノックスが未勝利戦に出走しているのに、単勝が10倍も付くような状況。
私なら、かき集められるだけの資金をそこにつぎ込みます。
これはあくまでご理解を進めていただくための極端な例ではございます。
確かに、シンジケートされた「競走」は、既に競走ではないのかもしれませんが、そこで残された結果は「種牡馬や繁殖牝馬の価値」を高めるとともに、その目的を達成する過程で「馬券運用」にも大きな利潤をもたらしてくれる訳です。
「馬券のためのシンジケート組成ではございませんが、結果として馬券利益を生み出すという事実」
この利権を皆様方に解放させていただくのが「HSP RACING-SALON」でございます。
末永くお付き合いできること、心より願っております。
株式会社HSP
CSO兼SALON統括 御子柴司