【結果大解剖|Vol.4】重大発表とVIP倶楽部5月4.5日週の振り返り

【結果大解剖|Vol.4】重大発表とVIP倶楽部5月4.5日週の振り返り

サロンメンバーの皆様、そして、VIPメンバーの皆様
「結果大解剖」のコーナーにて執筆を担当させていただきます、VIP倶楽部支配人の「宗像秀太」でございます。

週末展望【PREMIUM通信】と併せて、HSP VIP倶楽部の現状を逐一ご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。

さて今週の結果大解剖。

=競馬において終わりは始まり=
結果の回顧は「未来を切り開く」

この言葉の重要性をここ数週間しっかりとお伝えしてまいりましたが、本日はもう一点重要なことをお伝えしたいと思います。

=同じ土俵にあるのが大勝と大敗=
”情報”はチャレンジにこそ活用する

土曜のプリンシパルSの敗戦を受けて「今週はこの話を絶対にしなければならない」と考えておりました。

たまに出会う考え方が相反する競馬ファンの方との会話で一番多いのが、

「なぜ情報を購入するのか意味が分からない」

というお話。

その話を口にする方々は総じて「そのお金を馬券代に充てればいいじゃないか」というわけです。

確かにそういう考え方もあると思いますが、それは「丸腰で戦場に臨む様なモノ」でもあり、生き馬の目を抜くビジネス界でなんの情報も持たずに様々な交渉をすることと同じ。

情報を手にすることで全ての馬券を的中させることが出来るわけではございませんが、

「確率の高い勝負が出来る」

というケースが多くなるということは間違いない事実であると申し上げたいのです。

では『確率の高い勝負』とはどのようなものなのか。
先週このお話を象徴するような【三者三様の結果】が出ましたので、そこを掘り下げてまいりたいと思います。

その象徴たる3鞍のレースで真っ先に取り上げたいのがプリンシパルSでございます。

敗戦こそ喫してしまいましたが、どの的中よりも【確率の高い勝負】の考え方を象徴していると考え、真っ先に大解剖していきたいと思った次第です。

1人気のダノンエアズロックが勝利したプリンシパルS。
ある意味では情報を持たざる方の方が「的中出来たレース」の典型であると思っております。

そもそも「ダノンエアズロック」に関しては好走にいくつか条件が付いてしまうような状態であり、ポテンシャル自体はメンバー隋一も仕上がりと条件適性に関しては、半信半疑と言った状況でのレース。

にもかかわらず「2.3倍の1人気に支持」されている状況。

ここで最初に行う判断は「抜けたポテンシャルを信じて順張りで買う」か「現状の不出来を重視し逆張りで買う」かという大枠に関しての決断が迫られるわけです。

もちろん「競馬は相対的な競技」であり、「自分の出来が良くても相手がそれを上回れば負け、自分の出来が悪くとも相手がそれ以下の弱さならば勝てる」訳ですから、上記の判断もダノンエアズロックのみを見て行うわけではありません。

弥生賞で軽度の骨折が発覚し、しかも仕上がりは7分程度で、2000mの距離もベストではないという状況。

ペースが少しでも流れれば危険馬と化し、美味しい配当を狙える状況。
しかしながらスローに落ち着いてしまえば、状態など関係なく「上り性能だけで勝ててしまうレース」になるわけです。

その意味で言えば「展開面の読み」こそがこのレースのカギであったわけです。

その上でカギを握っていた馬こそが「ポッドテオ」であり、「前に馬を置く」というレースをするにしても、一旦は自らも前に押し出し、その上で、外のミカエルパシャやエレクトリックブギを行かせる予定であったわけですが、何を思ったか「最初から引き、後方に誘う」というボーンヘッド騎乗が発生してしまいました。

ポッドテオが内から張り気味に先行し、そして外の馬が前に入るからこそペースが流れ、そこに「ダノンエアズロック敗戦のカギ」があったわけですが、正直、レース開始直後にその想定が崩れてしまったことで、完全にダノンエアズロックにお誂え向きと言いますか、「このLAP構成じゃなければ勝てなかっただろう」という、ダノンエアズロック勝利に向けての唯一の状態が生まれ、勝利をかっさらわれてしまったという顛末。

ここまでが1つの事実でございます。

そしてここからが馬券についての話になりますが、その前に、1つ申し上げねばならないのは「敗戦するような買い目」をご提示してしまったのは私共でございますので、木幡騎手のボーンヘッドを読み切れなかった私共に責任があります。

その前提を踏まえ申し上げたいことは…

「今後も人気馬に同様の情報が入って来た際には同じような狙い方をしていく」

ということでございます。

期待値を上げる考え方には大きく分けて2つございます。

①穴馬を見出す
②危険な人気馬を見出す

今回は正に「②」の条件が揃っていたということ。
無論、弱い馬ではございませんのでその状態でも勝てる道筋は残っていたわけですが、その確率は上記の通りそこまでは高くない。
言い換えれば「単勝230円の馬の確率ではない」と判断しておりました。
となれば、仮に勝たれたとしても「狙うことの価値」を追いかけたわけです。

この考え方への理解こそが、1つの結果に一喜一憂せずに投資を行う上で重要な考え方でございます。
このことをご理解いただく上で「1本のレースだけを解剖しても理解には及ばない」ということで、まずはこのプリンシパルSの敗戦を買い目選定の段階から振り返り、残りの2鞍の話に移らせていただきたいわけです。

的中させるための情報は勿論存在します。

それでも競馬に絶対が無いということが大前提となっているからこそ、「期待値」という言葉が投資や投機の世界には存在いたします。

ただし、この期待値という言葉が「間違って独り歩きしている」というのもまた事実。

「情報を持たない人だから、期待値という指標に頼っている」

というのが一つの事実であるわけですが、そこに「情報があれば、期待値への考え方も大きく変わってくる」のです。

残り2つの内の1本。
先週のNHKマイルCの攻め方もプリンシパルSと同様です。

速報でお伝えさせていただいております通り、NHKマイルCは的中を残しております。
買い目に関しては、

◎ジャンタルマンタル
〇アスコリピチェーノ

この2頭を軸にした「3連単2頭軸マルチ」でございます。

この2頭が馬券圏内に同時入線する可能性が著しく高いことは、馬事生産振興会からも裏付けをいただいておりましたので、このレースは、

・残り1頭をどう選ぶか
・◎〇の着順はどうなのか

という2点のみ。

その上で、私共は「◎〇2頭が馬券圏内は外さぬことは分かるが、2.3着の可能性」を徹底的に精査したわけです。

その結果、◎〇2頭が2.3着になった場合の配当と照らし合わせ、その可能性も狙うべきであると判断し、

【3連単2頭軸マルチ】

を採択したわけです。

もちろん「2強が馬券圏内を外すことは無いということがほぼ確定」という状況で、どのような「買い方」を選ぶか、いくつかの選択肢があったわけです。

①:◎→〇の馬単1点
②:◎〇の馬連1点
③:◎〇のワイド1点

出発点は上記3つの考え方。
そこから、①の派生形として「◎→〇→3着相手」と流す3連単1.2着固定流しへ変化させるか。

もしくは②の派生形として「◎〇→◎〇→3着」と流す3連単フォーメーションへ変化させるか。

更には③の派生形として「◎〇2頭軸の3連複」もしくは「◎〇2頭軸の3連単」へと変化させるか。

つまり最低でも「合計7通り」の買い方が、想定されるわけです。
それを選ぶために必要なのが情報であり、「そこで情報を持つことの本当の意味」が出てくるわけですが、このNHKマイルCに関しても結果論で言えば、的中こそ残しましたが、「チャレンジとしては失敗に終わった」と言わざるをえないレースでございます。

しかしこれは「良いチャレンジであり、良い失敗であった」と今尚思っています。

なぜ良いチャレンジだったと言えるかは、ただただ「◎〇2騎に対しても敗戦の可能性が割と高めにあったから」でございます。

結果として◎ジャンタルマンタルは、発馬を決めスムーズなレースが出来た事から「圧勝に見える勝ち方」をしましたが、それはあくまで結果論。

2強のどちらかが1着を取る

と思われているケースが多かったからこそ「チャレンジする意味があった」ということであり、そのチャレンジも「無暗に行う」のではなく、情報を持つことで根拠を持ちながらチャレンジを行えるということが、非常に重要であったということでございます。

その意味でアスコリピチェーノにルメールが騎乗するということの危険性は見逃せず、敢えて◎〇2騎が取りこぼす可能性も含めた【3連単2頭軸マルチ】を採択したわけです。

結果としては「ワイド14-16:200円」にも及ばない回収値とはなってしまいましたが、ほんの少し発馬のタイミングが合わなかっただけでも、

3着ロジリオン
4着ゴンバデカーブース
5着イフェイオン

といった買い目指定馬の「1着の目」があったことは事実であり、

仮にジャンタルマンタルが出負けでもして、レースが進んだうえで、あの大きな不利が無ければ、

ボンドガール
キャプテンシー

と言った馬の馬券圏内も可能性としてはあったわけで、結果としては安目を引いた形とはなりますが「狙うべきレースであった」と今も考えております。

つまり、仮に低回収値に終わっても「不的中はあり得ない」という状況下で、

【最大の回収値を狙うチャレンジ】

をさせていただいたのがNHKマイルCであるということ。

ただ利益を出すという意味なら【ワイド1点】で提供すれば「200%の回収値」は確定だったわけですし、もう一歩踏み込んで「馬連1点」でも360%の回収値を残せたわけですが、私共としましては「500%以上の目」が狙えるチャンスを多分に含んでいると考え決断したこと。

つまり「ワイド」「馬連」でも十分プラスは出せましたが、その2券種では「それ以下も無いですがそれ以上も無い」という中で、

「最大の回収期待値を追い収益の上限を引き上げるべき」

と判断した結果の買い目でございました。

しかも、敗戦をほぼ考えなくてよい状況で狙えるわけですから、それこそ狙うべきであるということ。

結果だけを見てしまえばそのチャレンジの部分は失敗に終わり、マルチ馬券で多点数買いで狙った割には、

「3連単8520円という低配当の馬券の的中」

という結果だけが残りましたが、その結果を残すまでの「プロセスへの理解」を是非とも深めていただきたいと思い、プリンシパルS及びNHKマイルCのお話をさせていただきました。

正直、京都新聞杯「3連単14万馬券的中」のお話をここで大々的にすれば良かったのかもしれませんが、それこそ、

「馬券の狙い方」
「回収期待値の追い方」

は、この京都新聞杯も、プリンシパルSも、NHKマイルCも同じなわけです。

同じであっても、1つは敗戦、1つは安目、1つはど高目、と三者三様の結果になった事。

この象徴的な結果の根底は「全て同じ狙い方」であることを、結果だけをご提示してもなかなか伝えられないという中、先週1週間の中にこの3つの結果が同居したということで、敢えてこのような「解剖」の仕方で、話を進めてきたということでございます。

『VIP倶楽部では「こういった考え方」を根底に馬券投資を実施している』

ということを、先週の結果は徹底的にご理解いただける機会であると考えております。

今回は「的中PICK UP」「敗戦PICK UP」という考え方ではなく、

【チャレンジに伴う明暗の考え方】

というテーマでこの「結果大解剖」をお届けさせていただきました。

今この瞬間は「明暗」が分かれてしまったわけですが、あくまでそれは「先週の3鞍を切り取った視点」でしかない訳です。

その上で言えることは、このチャレンジを続けて行くことで、確かにプリンシパルSの様に敗戦を喫してしまうこともあれば、NHKマイルCの様に安目を引いてしまうこともございますが、そのチャレンジの線上に「京都新聞杯の3単14万馬券的中」という結果も存在しているということ。

ちなみに京都新聞杯の買い目は以下の通り。

1着◎〇▲
2着◎〇▲
3着◎〇▲△△△△

1着◎〇▲
2着△△△△
3着◎〇▲

の54点提供。
つまりは、

◎1ウエストナウ
〇5ジューンテイク
▲7ヴェローチェエラ

この3頭の「ワイドBOX」という考え方から派生したチャレンジとなるわけです。
1-5:11倍【366%】
1-7:16倍【533%】
5-7:35倍【1166%】
というオッズがワイドでついておりましたので、この3点で提供していれば【】内で示した回収値が上限となり、合成オッズで「約690%」となるわけですが、これを3連単にてチャレンジすることで、最低回収値で言えば「248%」という目も混在しワイドで狙った際よりも下限が下がりはするのですが、それでも【上限を引き上げる】チャレンジをしていくことで、

14万8020円
回収値=2741%

という特大万馬券を引き寄せられたわけです。
仮にこれを3連複で提供していても「3連複13点:1620%」で回収値は止まっている訳です。

全てが全て今回の京都新聞杯の様に「高目決着」になるわけではありませんが、これも「ジューンテイクに頭の可能性がある程度ある」という情報があったからこそ狙うに至った買い目であり、やみくもに買い目点数を増やしているわけでは無かったということ。

結果として高目決着でございましたので賞賛をいただけておりますが、しかしながら、それはプリンシパルSもNHKマイルCも同じレベルの情報であり、狙い方の考え方も同じであったことを忘れずにいて欲しいわけです。

勝てば官軍
当たれば良し

ということが言われてしまうのが競馬界であり、確かに「優勝劣敗」の厳しい世界ではございますが、

『虎穴に入らずんば虎子を得ず』

という『リスクと結果は等価交換である』という考え方を基本に置いているということへのご理解を深めていただけますと幸いです。

その上で今回特大の発表をご用意させていただいております。
昨日御子柴CSOが配信させていただきました『結果速報』の中でも【非常に重要な内容に触れる】と申し上げておりますがとおり、本日正式に決定した内容をここで発表させていただきます。

先日の天皇賞春、そして、昨日のNHKマイルCにて『重要な情報』を提供してくれ、更には、それ以前より『馬事生産振興密約競走』を司ってきている、

【馬事生産振興会】

という組織のことは、様々な角度からご紹介をさせていただいてきました。

馬事産業における持続可能性向上を司る機関であり、唯一無二の組織である【馬事生産振興会】。

HSPのSALONメンバー様、VIPメンバー様の中にも、その考え方に賛同し同振興会の【会員】にご登録している方も数多くいらっしゃいますので、今回の発表を心待ちにされている方も多かったと考えておりますが、本日、正式にある契約が調印まで至った事ここにご報告いたします。

その特大契約こそが、

馬事生産振興密約競走に関する連動・派生情報の包括提携契約及び販売委託契約

でございます。
簡潔に申し上げれば、馬事生産振興密約競走(ROYAL認定競走)に関しては、馬事生産振興会が自ら取り扱う規定となっておりますが、その『計画・準備・遂行』といった馬事生産振興密約競走の組成の過程で、連動する情報、そこから派生する情報、それらを『HSP VIP倶楽部』で独占的に取り扱うことの契約が締結されたということでございます。

そして、今回その連動・派生情報を以下の様に命名いたしました。

===連動情報===

■振興密約連動情報

※買い目監修まで馬事生産振興会が行う

<実績:天皇賞春>
1着◎14テーオーロイヤル(1人気)
2着〇5ブローザホーン(5人気)
3着▲6ディープボンド(6人気)
3連単2万3960円的中

===派生情報===

■振興密約デリバティブ

※重要情報の協力提供を実行し、買い目監修はHSPサイドが行う

<実績:NHKマイルC>
1着◎16ジャンタルマンタル
2着〇14アスコリピチェーノ
3着注6ロジリオン
3連単8520円的中


正式提供は次週5月18.19日週からとなりますので、是非ともその情報を楽しみにお待ちください。

さて、今週の結果大解剖は馬券購入時に非常に重要な『リスクへの考え方』『期待値への考え方』について深堀させていただきました。

結果だけを見ると『明暗』が分かれてしまうこともある競馬投資ではございますが、その敗戦と大勝利は表裏一体であり、どちらかが凄くて、どちらかがダメという相関関係ではなく、いわば『同じ行動』の中から生まれる、刹那的な結果の差でしかないということ。

このような結果の差異が刹那的には生まれてしまったとしても、同じ狙い方の『線上』にその結果はあるということをご理解いただくことこそが、HSPにて競馬投資を行っていただく上での大前提であり、リスクの取り方の一丁目一番地であることを今回の結果からご理解いただければ幸いです。

そして、VIP倶楽部に加わった『もう一つの基軸』となる、

・振興密約連動情報
・振興密約デリバティブ

の二つの情報提供の開始。

馬事生産振興密約競走(ROYAL認定競走)とまではゆかずとも、競馬界最高峰機関からもたらされる『至高の情報』が定常提供されること。

是非大きな期待をお寄せください。

今週は以上とさせていただきます。

令和6年5月6日
株式会社HSP
VIP倶楽部支配人 宗像秀太